理論

小学生・中学生の挨拶をしている人の割合をグラフ化!国の調査データから

「挨拶の大切さ」

これは誰もが理解していることだと思います。

じゃあ、あなたは近所の人や地域の人に挨拶はできていますか?

そう聞かれるとドキッとしてしまう人もいるかもしれません。

最近は小学生や中学生でも挨拶ができない子が増えていると言いますね。

でも本当にそうでしょうか?

少なくとも私の周りの子たちはきちんと挨拶をしてくれています。

この記事では、本当に子どもたちは挨拶ができないのか?について、

国が行っている、全国学力・学習状況調査等の結果のデータからグラフを作成して、考察していきます。

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挨拶の大切さについて考察|全国学力・学習状況調査等の結果のデータをグラフ化

まずは全国学力・学習状況調査等の結果のデータをグラフ化してみました。

少しデータが古く、調査の対象年は平成19年〜平成24年。

調査対象

ちなみに今回参照する全国学力・学習状況調査の対象の生徒数と学校数は次のとおりです。

対象年生徒数学校数
平成19年1,075,41210,533
平成20年1,075,97310,569
平成21年1,077,22110,251
平成22年439,4054,519
平成24年442,2644,470
中学生の生徒数と学校数
対象年児童数学校数
平成19年1,139,46522,068
平成20年1,160,41121,846
平成21年1,149,80321,640
平成22年270,5475,449
平成24年261,9715,222
小学生の児童数と学校数

かなりの生徒数なので、数値としては信頼できるでしょう。

データに関する注釈

ところでちょっと古めのデータしかないのかが気になりませんか?

その理由は【全国学力・学習状況調査自体は行われているけど、あいさつに関する質問項目が削除されてしまったから】です。

これに関して、私は正直言って不満しかありません。

文部科学省の怠慢としか言いようがないですよホントに。

と、まぁ文句を言っていてもしょうがないので、このデータをもとに考察してみます。

ちなみに平成23年が飛んでしまっているのは、東日本大震災の発生を受けて調査が中止されたからです。

調査への回答

各年の学力・学習状況調査の

「近所の人に会ったときにあいさつをしますか?」

という質問に対する回答を集計しました。

質問に対する回答は次の通り。

  • あてはまる
  • どちらかといえばあてはまる
  • どちらかといえばあてはまらない
  • あてはまらない

わかりやすく言い換えると、

  • あいさつをしている
  • どちらかといえばあいさつをしている
  • どちらかといえばあいさつをしていない
  • あいさつをしていない

となります。

小学生と中学生それぞれで各調査年ごとの結果を見ていきましょう。

小学生と中学生それぞれを年別に比較

まずは小学生の結果から。

続いて中学生の結果。

これらのグラフを

  • 「あいさつしている」と「どちらかといえばあいさつしている」
  • 「あいさつしていない」と「どちらかといえばあいさつしていない」

の2群に分けてグラフにするとこうなります。

小学生の結果をまとめなおしたものがこれです。

中学生の結果をまとめなおしたものがこちら。

このグラフから次のことがわかります。

グラフからわかること

  • 小学生・中学生ともに80%以上が近所の人にあいさつをしている
  • 小学生では90%近い児童が挨拶できている
  • 平成19年より平成24年の方が「あいさつをしている」の割合が少し高い
  • あいさつしている生徒・児童は微増だが年々増えていて平成24年が最も高い

各調査年で小学生と中学生を比較

次にそれぞれの年で小学生と中学生を比較してみましょう。

まずは平成19年を見てみます。

続いて平成20年。

平成21年。

平成22年。

平成24年。

各年ごとに小学生と中学生を比較することで次のことがわかりました。

グラフから分かること

  • どの年も小学生>中学生という結果
  • 「あいさつしていない」という人はいずれも5%以下

まとめ:挨拶の大切さは小学生も中学生も理解しているとグラフからわかる

挨拶の大切さについてグラフにして見やすくしたことで次のようなことがわかりました。

グラフにしてわかったこと

  • 9割近い生徒・児童が近所の人に会ったときに挨拶をしている
  • 挨拶をしていないという回答は全体の5%以下
  • この5年間では挨拶する生徒・児童の割合はごく微増
  • この5年間でのあいさつをしている生徒・児童数は平成24年が小学生中学生ともに最大

小学生も中学生も挨拶の大切さをきちんと理解しているということかもしれません。

とはいえ、ここ数年はこの調査に「あいさつに関する質問」が含まれていないのは非常に残念です。

挨拶に関する質問が含まれていない理由としては次のようなものが考えられるのではないでしょうか。

  • 過去の動向から考えて、挨拶をする生徒の割合はほぼ変わらない
  • 挨拶の大切さは生徒にも十分伝わっている

つまり、挨拶に関する質問を入れる必要もなく、挨拶の大切さを小学生・中学生は理解してくれているということかもしれませんね。

  • この記事を書いた人

赤羽 惣右介

-理論