相手

挨拶の大切さを子どもに伝える必要はない?

挨拶は大切です。

大人はそれをしっかり理解していると思います。

ですが、子どもに挨拶の大切さを伝えるのってとっても難しいですよね。

私もかつて挨拶の大切さを子どもにわかってもらおうとして色々苦労しました。

だけどあるとき、ふと気づいてしまったんです。

本当に子どもに挨拶の大切さを教える必要はあるんだろうか?

という疑問に。

あえて断言します。

挨拶の大切さを子どもに教える必要は全くありません。

その理由を詳しく解説していきます。

一方で、子どもができるようになっておくべき挨拶がたった1つだけあるので、そちらもお伝えしていきます。

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挨拶の大切さを子どもへの伝え方はなぜ意味がないのか?

挨拶の大切さを子どもに伝えるのは本当に難しいです。

世間では以下のような挨拶の大切さを伝える方法がおすすめされていますね。

  • 絵本で読み聞かせて教える
  • 親が率先してやる
  • しっかり説明してみる

これらすべて悪くは無いんですけど、残念ながら、

たぶん子どもには伝わってないです。

1つ目の「絵本で読み聞かせて教える」について詳しく考えてみましょう。

なぜ世間で言われる「挨拶の大切さ」を伝える方法に意味がないのか?

子どもに絵本で読み聞かせて教えることはあまり意味があるとは思えません。

少しわかりやすい例えを出します。

仮にボーネルンドのようなキッズ施設があなたの街にオープンしたとしましょう。

そのオープンイベントに近所の幼稚園から子どもたちが招かれて、お歌などの出し物をするとします。

子どもたちはイベントでの出し物をしたあと、プロモーションの一貫として施設で遊ばせてもらえます。

もちろん地元のテレビ局が取材に来ますよね。

取材班は子どもたちにインタビューして尋ねます。

「どうだった?」と。

多くの子どもたちはきっとこう答えるでしょう。

「たのしかった〜」

子どもたちは素直なのです。

絵本で読み聞かせて伝える方法は意味ない?

同じことが絵本の読み聞かせでも言えます。

私はボランティアで幼稚園での読み聞かせを行っています。

使う絵本は様々です。

読み聞かせ後に感想を聞くと、

「たのしかった〜」「おもしろかった〜」「もういっかいよみたかった〜」

こんなもんです。

つまり、こどもは素直であるがゆえに、絵本から自発的に教訓を得るのは難しいということです。

幼稚園生・保育園生は本当に絵本から教訓を受け取れない?

幼稚園生や保育園生が絵本から自発的に教訓を受け取ることは難しいです。

でももちろん、読み手側から「こういった教訓だったね」と説明されれば理解はできるでしょう。

ですが、そこには3つの壁が存在します。

  • 「教訓を教える目的」で読み聞かせを始めなければならない
  • 「教訓を伝えるパート」はとにかく退屈して耳に入らない
  • 「挨拶の大切さ」はテーマが日常すぎていまいち入っていかない

つまり子どもに絵本から「挨拶の大切さ」を教訓として伝えるのは難しいと言えます。

挨拶の大切さを子どもに伝える必要がない理由

でも伝わらないからと言って、伝える必要がないってことはないでしょ?

と思うかもしれません。

疑問に思うのももっともです。

挨拶の大切さを子どもに教える必要がないと考える理由は3つあります。

  • 教えなくても子どもは学ぶ
  • 子どもが愛情を感じられなくなるとやめる
  • 自分(親)自身の価値観の押しつけ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

教えなくても子どもは学ぶ

挨拶の大切さに限ったことではありませんが、子どもは自分で学びます。

少しご自分のことを思い出していただきたいのです。

『あなたは子どものときに大人から明確に挨拶の大切さについて教えられましたか?』

『もし教えられたなら、教えられた結果「挨拶しなきゃ」と考えるようになりましたか?』

実は大人は「自分が教えられたことではなくても教訓的に知っていることは子どもに教えようとしてしまうもの」なのです。

子どもの将来を心配してアレコレ教えようとするのは基本的に悪いことではないでしょう。

だけど子どもだって立派な一人の人間なのです。

こちらの記事では幼稚園生である私の娘に「挨拶の大切さ」について尋ねたときのことを書きました。

あわせて読みたい:挨拶の大切さを知る幼稚園児の娘が教えてくれた幼稚園・保育園でできるコツ

わざわざ教えなくてもきっとそのうち自分で自分の経験を通して学んできてくれます。

子どもを信用して教えすぎないことも立派な教育の1つと言えるでしょう。

子どもは愛情を感じられなくなるとやめる

子どもは親に褒められることを愛情だと感じます。

だから挨拶の大切さを伝える際によく勧められる方法として、

  • 挨拶できたらめちゃくちゃ褒める

というのがあります。

しかし実はこれ逆効果な場合もあるんです。

え?褒められることが愛情なら効果あるんじゃないの?

という気もしますが、子どもの中ではこのようになっていきます。

  • 自発的に挨拶をした
  • めちゃくちゃ褒めてもらえた
  • 嬉しい!!!次も挨拶しよう!!!
  • また褒められた!挨拶しよう!
  • 最近褒められなくなってきた・・・。
  • 褒められない(愛情がもらえない)なら挨拶する意味ないな・・・。やめよう。

これは心理学でアンダーマイニング効果と呼ばれるものです。(参考記事)

大人でも同じようなことはあります。たとえば

  • 誰からも言われずに善意で近所を掃除していた
  • ご近所さんからたくさん感謝された
  • そのうちみんな慣れてしまって感謝の言葉がなくなった
  • モチベーションが下がってしまった
  • 掃除をやめた

大人でもこのようなことがあるので、子どもならなおさらです。

子どもは自分で始めたことでも親の愛情が動機にすり替わってしまうと、それを得られないならやめてしまうのです。

自分(親)自身の価値観の押しつけ

最後は、自分(親)自身の価値観の押しつけになってしまうということ。

実はここが最も大事。

この項目に関しては参考書籍があるので、先に紹介しておきますね。

著者は福田花奈絵さんの本、

泣いてる子どもにイライラするのはずっと「あなた」が泣きたかったから(サンマーク出版)』です。

これはもう本当にすばらしい本です。

子どもを持つ親だけでなく、保育士など子どもに関わる全ての人に読んでもらいたいです。

簡単に説明すると、

本書の内容

  • なぜ子どもにイライラしてしまうのかの理由に気づける
  • 気づくだけでなく、それを軽くしてくれる「魔法の言葉」が添えられている
  • 子どもに対してどう接すれば良いかの具体的な方法も書かれている

しつこいですけど、本当に良い本なんです。

※記事の最後にこの本を無料で読む方法も書きますのでお楽しみに。

ちなみに、タイトルに「あなたが泣きたかったから」とありますね。

あなたは子育ての中でその大変さからつい泣いてしまったことはありますか?

もしも、あなたが子育ての中で泣いてしまった経験があるならきっとピッタリの本です。

次の章でさらに詳しく解説していきます。

挨拶の大切さを伝えるのが、親の価値観の押しつけならやめよう

この本は「毎日がんばっているすべてのお母さんへ」向けて書かれた本です。

日々の子育てでどうしてもこんな場面でイライラしがちですよね。

  • 子どもが泣いている
  • 子どもが寝ない
  • 子どもがおもちゃを片付けない
  • 子どもがきょうだいをいじめる

その気持ちすごくよくわかります。

でもこの本では、これらのイライラの原因は子どもではありませんと書かれています。

イライラの原因は子どものころのあなたの経験

じつは、あはなたが「こうしなければダメ!」「こうしてはダメ!」だと思い込んできたことを、子どもが堂々とするからイライラするのです。

あなたが必死になって自分を監視して、守ろうとしている自分ルールを、子どもが目の前で破るからです。

泣いてる子どもにイライラするのはずっと「あなた」が泣きたかったから(サンマーク出版) より引用

人はだれでも自分が子どものときにお母さんに愛されたいという思いから自分に課してきたルールがあります。

たとえば、

  • 「泣いちゃダメ」
  • 「いつも空気を読んでなきゃ」
  • 「イジワルしちゃダメ」
  • 「行きたくないやりたくないって言っちゃダメ」
  • 「ご飯は残しちゃダメ こぼしちゃダメ」

これが自分自身の価値観です。

そう言われると、私も「こうしなきゃ」と思っているのは子どものころに感じたことがベースになっていると気づきました。

私はこれに気づいてからは少しずつ「〇〇しなさい!」っていうのを手放せるようになってきました。

挨拶の大切さを伝えるのって子どものため?私のため?

挨拶の大切さを子どもに伝えるのって、本当に子どものためなんでしょうか?

実はここがかなり核心でして。

上のような考え方ができるようになると、違った側面からみることができます。

私が子どもに挨拶の大切さを伝えて、挨拶ができるようになってほしかったのは

  • 礼儀をわきまえている
  • しつけができている
  • コミュニケーションがしっかりできる

つまり『ちゃんとしていると私が見られたいから』なのかなと思ったわけです。

私が子どもに「挨拶の大切さ」を伝えようとしていたのは、なんと私のためだったのでした。

あいさつをガマンしてやるべきか?

本文中にこんな一節があります。

Aさんは、あいさつができない我が子に悩んでいました。

どうして悩むのかを掘り下げてみると、Aさん自身に「イヤなこともガマンしてやるべき」「ほめられるようなことをすべき」という思い込みがあることに気づきました。

その後、Aさんは、自分の気持ちを大事にするようにしたり、イヤなことは勇気を出して断ってみたりすることを心掛けました。

すると、だんだん我が子のあいさつについても気にならなくなり、しかも子どもも自分からあいさつをするようになったのです。

そして、不思議なことに、自分を取り巻く環境までよくなっていったそうです。

泣いてる子どもにイライラするのはずっと「あなた」が泣きたかったから(サンマーク出版) より引用

きっとAさんも挨拶の大切さを伝える努力をしていたでしょう。

だけど「イヤなこと=あいさつでもガマンしてやるべき」という自分のわだかまりを手放したことで、

子どもにもその気持ちが伝わっていったのでしょう。

結果として子どもが挨拶の大切さを理解したかどうかはわかりませんが、あいさつができるようになったそうです。

まとめ:挨拶の大切さを子どもに伝える必要はない

今回は、挨拶の大切さを子どもに伝える必要があるのか?についてお話してきました。

結論から言えば、挨拶の大切さは子どもに伝える必要はないと思います。

その理由は、

  • 子どもは親が思っている以上にいろんなことを考えている。
    →教えなくたってそのうち学びます。
    信じましょう、我が子を。
  • 褒められる=愛情=ごほうびを期待して挨拶するようになると、
    褒められなくなったら挨拶しなくなる。
    アンダーマイニング効果。
  • 親の価値観の押しつけになってしまっている。
    →自分の子どものころの経験から正しいと思い込んでいることを強要する。
    参考文献あり。

でした。

参考文献について

特に最後の価値観の押しつけになっているかも?というところの参考文献として

泣いてる子どもにイライラするのはずっと「あなた」が泣きたかったから

をご紹介しました。

これ、もう本当に良い本なんです。

もっともっと子育てに携わるいろんな人に読んでもらいたいのです。

ぜひ読んでみてAmazonにレビューを書いてみてください。そうすればもっと広く知れ渡ると思うので。

ちなみに私は著者からは一銭ももらってませんからね。笑

本を読む時間なんて無いあなたへ

最後に、参考文献を読む方法についてもお知らせしておきます。

毎日の家事って忙しいですよね。

  • 朝は子どもを送り出して
  • 掃除して、
  • 洗濯して、
  • 洗い物して、
  • 買い物をしたかと思ったら、
  • あっという間に子どもが帰ってくる時間
  • 慌ててご飯を作って
  • お風呂に入れて
  • 髪の毛を乾かしたら
  • もう寝る時間

ゆっくり本を読む時間なんてありませんよね。

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月〜金の5日間なので、週に15作品になります。

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きっと心が楽になると思います。

  • この記事を書いた人

赤羽 惣右介

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