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挨拶の大切さをビジネスに役立てるに3つのコツとは?人間関係は「第一印象」が全て

ビジネスパーソンにとって挨拶は大切です。


なぜなら、

  • 挨拶は自分の印象を左右し、
  • 人間関係は印象で決まるから

です。


つまり

  • 挨拶を制する者は印象を制する
  • 印象を制する者は人間関係を制する
  • 人間関係を制する者はビジネスを制す

と言えます。


そこでこの記事では、
『あなたの印象をもっと良くする挨拶』
について考えていきたいと思います。


この記事の内容は、以下とおりです。

  • なぜ人間関係は印象が100%か?
  • どうやると印象がよい挨拶か?
  • もっと印象を良くするには?

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ビジネスに限らず人の印象を左右する挨拶の大切さ

人間関係は印象で100%決まるのは
どうしてなんでしょうか?


そこには人間の動物としての本能が
関わってきます。

第一印象で人を見るのは危機回避のため

人間の生活が今より安全でなかった
いわゆる原始時代に人間は毎日
危険と隣り合わせで暮らしていました。


そのため、様々な危険を回避する
本能が人間にも備わっています。


たとえば、腐ったものを食べないために
臭いがするものを避けるといったことです。


それから社会がずいぶんと発展を遂げ、
人間の敵は人間だけになりました。


そんな敵から身を守るためには、
相手がどんな人間なのかを
瞬時に判断することが求められます。


その判断基準が、相手の第一印象です。

第一印象=挨拶はかなり重要

第一印象とは、初対面の相手から
受け取る印象のことです。


たいていの人は初対面の相手と会う時
このような気持ちで挑みます。

  • 緊張する…
  • どんな人か不安…
  • 仲良くできないかも…
  • なんかちょっと嫌だな…
  • 知らない人は嫌い

もしかしたらあなたも
思い当たることがあるかもしれません。


特に人見知りの人は5番目のような
スタンスになりがちの場合もあるでしょう。


つまり人は初対面ではかなり
警戒して相手と接するというわけです。


そこで効いてくるのが挨拶なのです。


挨拶で第一印象を限りなく上げておけば
『なんか感じのよさそうな人だったな』
と相手に思ってもらえます。


1回目で良い印象を持ってもらえれば
もはやもらったようなもんです。


2回目ではさらに距離を縮めることも
十分に可能です。

良い印象を与えるための挨拶に大切なこと

良い印象を与えるための挨拶に大切なことは
3つあります。

  • 笑顔で
  • 相手に聞こえる声の大きさで
  • 必ず相手の名前を呼ぶ

一つずつ解説していきます。

ポイント①
笑顔で挨拶する

最も重要なのは笑顔です。


メラビアンの法則というものがあります。


人が人から受ける印象は
次の割合になっているという法則です。

  • 視覚情報:55%
  • 聴覚情報:38%
  • 言語情報:7%


視覚情報とは、たとえば

  • 身だしなみ
  • 身振り手振り
  • 表情

などのようなことです。


つまり印象は目で見た情報から
半分以上は決まってしまうということ。


そのため清潔な身なりに整えて、
笑顔で挨拶することが最も重要です。

ポイント② 
相手に聞こえる声の大きさで挨拶

メラビアンの法則の2つめ。


聴覚情報が印象の38%を決めます。


たとえば、

  • 声の大きさ
  • 声のトーン
  • 話すリズムやテンポ

のようなことです。


このうち挨拶に欠かせないのが
声の大きさで、残り2つは話していく中で
注意しなければならいことになります。


まずは初手の挨拶では、
相手に聞こえる声の大きさで
挨拶をするように意識しましょう。


具体的な声の大きさのポイントを
お伝えしておきましょう。


それは、ズバリ

子どもがプレゼントを開けるときの声

くらいの大きさを意識するとよいです。

ポイント③
相手の名前を必ず呼ぶ

ここまでのメラビアンの法則で
55%+38%=93%
の印象が決まりました。


人は見た目が9割と言われるゆえんです。
(声の大きさも見た目に含まれますので)


残りの7%は、ささいな問題なので
そこでは印象は大きく変わりません。


つまりどういう言葉で挨拶をするか?
などはどうでもいい
と言えます。


しかし、そんな中でもぜひこれだけは
抑えておいてほしいのが1点だけあります。


『相手の名前を呼ぶということ』です。


たとえば、私が中学生のときに職場見学に
行ったときの話をさせてください。


私は近所のスーパーに行き、
精肉部門や鮮魚部門、惣菜部門を
順番に見せてもらいました。


各部門ではじめに自分たちの中学校名と
それぞれの名前を名乗りました。


精肉部門や鮮魚部門では、ただ普通に
見学して、特に悪い印象もありません。


しかし、惣菜部門を案内してくれた
売り場責任者の方は違いました。


見学に来た一人ひとりの生徒の名前を覚え
工程や売り場の説明のなかで、
「〇〇くん、ここはね…」とか
「〇〇さん、どうしてかわかる?」と
名前を呼びながら案内してくれたのです。


中学生の私は、大人に名前を呼ばれる
というのにドキドキしたのを覚えています。


一人の人間として存在を認めてもらえた。
大人として扱われた。

というのが理由だったと今はわかります。


『挨拶は相手の存在を認めることになる』
と言われることがあります。


私は、挨拶そのものに
その効果があるとはとても思えません。


『名前を呼ぶという行為』に
相手の存在を認める効果があると思えます。


つまり、

挨拶において、どのような言葉で
挨拶をするかはさして重要ではないが、
相手の名前を呼ぶことは最重要である。

と言えるのです。

同行するときこそ挨拶は大切

あなたが上司に同行して取引先に
ご挨拶まわりをするとき。


あるいは逆に部下に同行して取引先に
ご挨拶まわりをするとき。


あなたは、その同行する相手よりも
数段良い挨拶をしなければいけません


なぜならあなたの評価はその同行者に
連動してしまうからです。

普段の取引先から同行者への評価は
当然、2つに分かれます。

  • 良い評価
  • 悪い評価

それぞれの場合を考えてみましょう。


<同行者の評価が良いものだった場合>

あなたの挨拶が同行者よりも悪いと、
『この担当者はとてもいい人なのに、
今日同行してきた人は最悪だった』

という印象だけが残ります。

<同行者の評価が悪いものだった場合>

もしも、あなたの挨拶が良ければ、
『担当者は悪いけど、その同行者は
悪くなかったから、少し付き合いを
考えてもいいかな…』

となってくれるはずです。


このようにいずれの場合であっても、
ご挨拶が印象が同行者を上回ることが
必要不可欠なことになります。

私も多くの同行挨拶を受けてきましたが、
同行者を上回ったご挨拶ができていたなと
感じた訪問者は過去に数人程度でした。

まとめ:挨拶の大切さ〜ビジネスに役立つ第一印象を変える挨拶

ビジネスにおいてご挨拶をするという状況は
避けては通れないものです。


しかしそこを大事にしているビジネスマンは
本当に一握りしかいません。


つまり、あなたがそこに注力するような
人であれば、簡単に上位数%に
入り込めるということでもあります。


ぜひ、第一印象を良くするために
しっかりとしたご挨拶をしてください。


ポイントは、たったの3つです。

  • 笑顔で
  • 相手に聞こえる声の大きさで
  • 必ず相手の名前を呼ぶ


誰でも簡単にできるけど、
誰もが理解できていない

『挨拶の大切さ』

しっかりと実践していきましょう。

  • この記事を書いた人

赤羽 惣右介

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